たまたまFacebook Liveで行われていたSIGMA Online STAGEを見てみたら、SIGMA初のミラーレス専用設計の望遠ズームレンズ「100-400mm F5-6.3 DG DN OS」の発表でした。シグマの山木社長のプレゼンや商品企画部大曽根部長のインサイドストーリーなど興味深い内容でした。
美しい映像やシグマでの製品開発の様子の映像からスタート
こういう新商品発表がライブで自宅で見れるのは良いですね。
100-400mm F5-6.3 DG DN OSはLマウント、ソニーEマウント対応。Lマウントでは初の超望遠レンズ。Eマウントの超望遠レンズと比較してもとてもコンパクト。
コンパクトなレンズでも光学設計には自信。
最短撮影距離が短いので望遠マクロ撮影も可能。
プロ用に各種スイッチやAFLボタンも装備。フォーカスリミッタースイッチやズームロックスイッチもあります。
約4段分に相当する手ブレ補正(OS)機構をレンズ内部に内蔵。
ステッピングモーターの採用で位相差AFとコントラストAFの両方に対応。瞳AFにも対応。
ズーム機構は通常のズームリングでの操作の他、フードをつかんで操作ができる直進式ズームも可能なデュアルアクションズーム。
別売りオプションで三脚座を装着可能。
Lマウント用のテレコンバーターTC-1411(1.4倍)、TC-2011(2倍)も用意。
Lマウント用SIGMA USB DOCKではフォーカス移動量等を調整できる。
コンパクトなので持ち運びに便利。
100-400mm F5-6.3 DG DN OSは7/10発売予定で税別12万円。
7/10には、SIGMA 16mmF1.4 DC DN, 30mmF1.4 DC DN, 56mmF1.4 DC DNも発売予定。
SIGMAは数多く超望遠ズームレンズを開発してきたメーカー。
今回はミラーレス専用設計で革新的なオートフォーカスを実現。
レンズ構成は16群22枚で、FLDガラス1枚、SLDガラス4枚を採用し諸収差を良好に補正。
ミラーレスシステムに最適化して、フォーカスレンズを1枚にして、ステッピングモーターによる直動AFを実現。
このシンプルな新AF機構で、ワイド側の最短撮影距離も短くなり、光学性能向上、鏡筒のスリム化、軽量化も実現。
シミュレーションを積み重ねて、鏡筒内の光の反射防止も抜かりなく。
同等のスペック製品と比べても、フレア、ゴーストが出にくいようになっている。
なかなか良さそうなレンズですね。
こちらは英語版の発表動画。日本語版は後日公開されるそうです。