Apple Watch Series 7の発売が話題になっていますが、私はiPhoneでなくGalaxy使っているし、丸形の方が好み、家にいることも多くなったので、電池の持ちよりも面白い機能重視ということで、Galaxy Watch4 40mm シルバーを購入しました。
以前もGalaxy Gear S3 Classicを使っていて、そのTizen OSのサクサク動く感じは良かったのですが、独自のためアプリの追加は少なく。今回のGalaxy Watch4では、GoogleとSamsungの協力で、Wear OS Powered by Samsungを搭載。Wear OSのアプリが動作するようになっています。
回転ベゼルの付いているGalaxy Watch4 Classicも出ていますが、シンプル・軽量で安いGalaxy Watch4にしました。サイズも小さい40mmに。
本体と充電用USBケーブル、説明書。
本体背面。センサーが付いています。ボタン部分もセンサーになっているようです。
Androidスマホに「Galaxy Wearable」アプリをインストールして(Galaxyスマホにはプレインストールされています)、Galaxy Watch4の電源を入れると、自動的にポップアップが出て、簡単ペアリング。
iPhoneでの利用はできないようです。
使用許諾やGoogleアカウントの選択などを行うと設定完了。
チュートリアルで使い方が確認できますが、2つのボタンと画面フリック、画面周囲をなぞるなどの操作で簡単に操作できます。
充電は付属の充電台に置いて充電します。
Galaxy S21 Ultraだと、ワイヤレスバッテリー共有すればいざというときも充電できますね。
充電スピードが遅いのと、バッテリーの持ちが悪い(結構早く減る)のが不満ですが、まあGPSをオフにすれば1日は持つかな。
ウォッチフェイスは多く公開されているので、好きなものに変更できます。
通知や歩数計、心拍数、フィットネス、標準的なアプリはおいておいて、ユニークな機能について紹介します。
まずは体組成計。腕時計で体組成が測れるのか疑問でしたが、ボタン2つをセンサーにして、時計つけているのと反対の手の中指と薬指を接触し、時計背面のセンサーとでBIA測定(生体電気インピーダンス法)を行うみたいですね。
流石に体重は別途計測して入力しないといけないですが、骨格筋、体脂肪量、BMI、水分、BMR(基礎代謝量)などを測定できます。頻繁に変化するものでもないですが、簡単に計測できることで、トレーニングへのモチベーションが上がります。
睡眠時間や深さを計測できるのはよくありますが、睡眠中の血中酸素濃度レベルやいびきを記録できるところもユニーク。
いびきの記録には、ペアリングをしているスマートフォンを充電状態で近くに置いておく必要があります。
いびきは音声で録音もされます。
自分のいびきを聴くことはほぼないと思いますので、最初はちょっとショックかも。
睡眠時無呼吸症候群の気づきには血中酸素濃度が参考になるかも。
そして、日本では医療機器の認証がとれていないためか機能が省かれている心電図と血圧測定機能も、下記記事を参考に日本語対応のSamsung Health MonitorアプリをスマホとWatchの両方にインストールして使えるようにしてみました(Galaxy Watch4へのアプリインストールは、Bugjaeger Mobile ADBアプリを利用しました)。利用は自己責任で。
Dream Seed : Galaxy Watch 4でECGと血圧測定を使ってみる
心電図は指を上のボタンに30秒間のせて計測します。
心房細動の兆候があるか確認することができます。
詳しいレポートも出せます。
血圧の測定には別途カフ式血圧計を使って校正を行う必要があります。Galaxy Watch4と反対側の腕に血圧計をつけて、3回測定してデータを入力することで校正になります。持っていたけど使っていなかった手首式血圧計HEM-6321Tを発掘して校正。
これでGalaxy Watch4だけでも血圧が簡単に測定できるようになります。
医療機器でないので心電図や血圧はあくまでも参考情報な感じですが、高血圧が気になるのでこれも良いですね。
その他、防水はありますが、おサイフケータイ機能はないです。
人は選びますが、Androidスマホを持っていて、こういう独自の健康管理機能に興味がある人には良いですよ。
しかし、いろいろヤバさを再認識したので、運動しないと…