11/17はモノフェローズ向けの企画「オールドレンズで昭和の世界、今のレンズで現在の世界を撮影してみませんか?」に参加してきました。
ソニーのミラーレスカメラNEX-7と様々なオールドレンズで撮影する体験やいつもオールドレンズを持ち歩くと言うフリーライター&写真家の澤村徹先生のオールドレンズの魅力などの話がありました。
ライカやカールツァイツなどの高級レンズもオールドレンズなら安く購入でき、NEXのようなミラーレスカメラなら手軽にその独特の表現を楽しむことができます。(ミラーレスカメラならフランジバックが短いものが多いので、マウントアダプタを入れる事で様々なマウントのレンズを取り付ける事ができるため)
私はDMC-GH1でレンズがあまり無い時に安い単焦点のオールドレンズを使ってみたりしていました。
オールドレンズ選びのポイントは、カビ(カビが本体や他のレンズにうつる)や絞りバネのオイル(動かなくならないように)、へこみ(衝撃で光軸のずれがあるかも)が重要で、くもりや傷(後ろ玉中央の傷は注意)などは多少であれば写りに影響がほとんどないので、価格とのバランスで選ぶと良いそうです。
マウントアダプタも日本製のものが精度が優れているので、多少高くても日本製のものを選ぶ方が良いとのこと(中国製などは不良品も多く、最悪本体から外れなくなることもあるそう)。
では早速、オールドレンズで撮影してみた写真から掲載したいと思います。
NEX-7 + Leitz Wetzlar Elmarit-R 1:2.8/35
最初の澤村先生の写真もNEX-7 + Leitz Wetzlar Elmarit-R 1:2.8/35で撮影しました。
NEX-7 + Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25
NEX-7 + Carl Zeiss Jena DDR MC Flektogon 2.8/20
NEX-7 + Leitz Elmar f=5cm 1:3.5
NEX-7 + Leitz Canada Summicron-R 1:2/50
作例は撮影したJPGそのままですが、やっぱりレンズによって独特な表現になりますね。ライカはやわらかく、カールツァイツはかっちりした感じですね。
Leitz Elmar f=5cm 1:3.5なんかは近くは焦点が合わなかったり操作が独特だったりしますが、格好良いですね。
オールドレンズの場合、オートフォーカスは使えないので、マニュアルでフォーカスや絞りを合わせる必要があります。NEX-7の場合、フォーカス合わせを支援する機能が付いています。写真の赤くなっている部分がフォーカスがあっている事を示しています。これはピントが分かりやすくて良いですね。
ピーキング色の設定で赤以外にも変更できます。
ボタンを押す事で一部をズームして細かくピントを確認することもできます。2回押さないと拡大しないのがちょっと面倒ですが。
あとNEX-7は手ぶれ補正機能を内蔵していないので、オールドレンズだと手ぶれが気になりますが、NEX-7だとEVFをつかってカメラを安定させて撮影したり、ティルト可動式液晶モニターを使ってストラップをピンと張って固定させて撮影したりできます。
ところで、この被写体、何?と思われるかもしれませんが、今回は船橋の大規模複合開発プロジェクト「みらSATO」のモデルルーム展示場「みらSATOステーション」のご協力で撮影をさせていただきました。みらSATOステーション内にある昭和風の町並みやみらSATOの完成予想のジオラマ、モデルルームが被写体になっています。
未来のふるさとを実現することをテーマに、シェアするライフスタイル「スマートシェアタウン構想」を掲げています。昭和風の町並みは、実は古き良き日本の姿とそれを現代の技術でアレンジしたライフスタイルの展示でした。
(オールドレンズと最新のミラーレスの関係性と掛けている訳です)
みらSATOステーションで上映される娘の成長と父親を描くコンセプト映像もなかなか泣けます。興味ある方はぜひ訪れてみて下さい。
撮影した他の写真も含めこちらに載せておきます。
澤村先生、みらSATOステーション、SONY、Willii、モノフェローズの皆様、ありがとうございました。
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