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昨日はAMNのパートナーブロガー向けの招待で、六本木ヒルズのGoogleオフィスに今年2月にオープンしたYouTube Space Tokyoを見学してきました。YouTube Space TokyoはYouTubeパートナープログラム参加のクリエイターに、スタジオや機材、編集ルーム、学びやコラボレーションの機会を提供する場です。しかも事前申請が必要なものの、すべて無償で使えるという動画クリエイターには夢のような施設です。


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Google YouTubeパートナーオペレーションズ北東アジアマネージャー舩越貴之氏
YouTubeは世界最大の動画プラットフォームになっており56カ国、61言語、10億人/月が利用するようになっているそうです。世界中から視聴可能な作品をセルフプロデュースで自由に発信でき、権利もクリエイターが保持できるというところが従来のメディアに対する強みとか。4K〜スマートフォン・携帯まで、端末に合わせた表示ができるのも強み。YouTubeではクリエイターが広告で収益を上げる仕組みも用意しており、それがYouTubeパートナープログラムです。以前は招待制だったのですが、去年より誰でも設定で参加できるようになったそうですね。
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YouTube Space Tokyo マネージャー・プロデューサー Dorian Stone氏
YouTubeがメディアとして発展するにはクオリティの高い映像作品が重要で、そういった作品を公開しようとするクリエイターをGoogleとしても極力応援したいということで生まれたのがYouTube Space Tokyoです。
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スタジオ1は、120m2ある一番大きなスタジオで、中にセットを組んだり、ライブを行ったりできるそう。
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こんな凄そうな撮影機材があったり、
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大量のLED照明があったり。セッティング等も行っていただけるそう。
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撮影した映像はストレージに送ってすぐに編集したり、ライブ配信(法人パートナープログラムへの参加が必要)できたりするそうです。
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スタジオ2は、グリーンバック撮影が出来るスタジオ。
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スタジオ3は、最近作られたニュースやトークショーを想定したスタジオ。背景に本物の東京タワーが見えるので勿体ないと急遽作られたとか。
このセットをスタジオ2に持って行ってグリーンバック撮影することも可能だそうです。
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少し違う位置の窓から撮影した外の様子ですが、この時はちょうど夏至のライトダウンで東京タワーが消灯していました。
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床の端子から映像を送ることができます。
この他にも一人撮影などができる小さなスタジオ4があります。
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コントロールルーム。ここも機材が色々ありますね。
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レコーディングスタジオ。この部屋は防音になっているので、大きな音を収録可能です。逆にこの部屋以外はアコースティックより大きな音は出せないそうです。オフィス棟の中にあるためですが、深夜等はできるように調整中だとか。
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スタジオの他にもメイクルームがあったり、
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キッチン風のスペースがあったりします。ただしキッチンは火が使えません(オフィスなのでw)。飲み物(お茶や珈琲)は自由に飲んで良いとか。
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ラウンジやカフェエリアもあります。
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トレーニングルーム兼上映室。
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編集ルーム。Mac Proの編集ステーションが6台あり、これも無償で使うことができます。Final Cut X、CS6、AVIDなどが入っているそう(ただし、インターネット接続はなし)。
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これが無料なら使ってみたい!と思われていると思うので、簡単に利用方法も紹介したいと思います。前提としてYouTubeパートナープログラムに参加する必要があります。
まず、軽いものではこちらで紹介されているイベント等に参加することができます。
また、編集ルームの利用はかなり簡単な申請で予約すれば利用できるそうですよ。
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スタジオ等の利用は、Opportunityプロジェクトというので利用できるそうです。
オンラインで制作企画案を出し審査を受け、契約をかわして利用します。制作企画書や権利関係の確認の上、YouTubeに公開できるという感じ。YouTube Space Tokyoで制作する動画は当然ですが権利関係の審査が厳しくなっています。
YouTubeパートナープログラムに参加している公開先チャンネルが契約対象になるので、それ以外のメンバーとのコラボ等も自由にできるそう。
詳しくは近日中に公式サイトに掲載されるそうなので、要チェック。
長期のプロジェクトにはレジデンシーというのが用意されています。法人パートナープログラムではライブ配信することも可能。
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YouTubeチャネルでガジェット等の紹介動画を配信されているジェット☆ダイスケ氏による、ご自身のYouTube活用の経緯や、下記のようなチャンネルの事例やブロガーとしての動画の始め方などを紹介頂きました。
MEGWIN TV
Hikakin TV
劇団スカッシュ
sasakiasahi
DigInfo News
Ari Keita
ちなみに劇団スカッシュさんのStalking Vampire〜隙間男〜シリーズはYouTube Space Tokyoのスタジオ1に古民家風のセットを組んで撮影されたそうです。
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レコーディングスタジオの壁面はパートナープログラムのチャンネルの写真で一杯。
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私もブログに張り込む動画置き場として2007年よりYouTubeを使っています。チャンネルはここです。

一番始めの動画はこれですね (^ ^;)。
レビュー用の動画、イベントの動画で非常に短いもの(ブログ記事が無いと意味が分からないもの)が多いのですが、多く再生して頂いたものもあり、2010年にパートナープログラムに招待されていたりします。
確認したら動画1200本(公開していない素材なども多数)、再生回数は74万、チャンネル登録者75も頂いていたりするのに、活用できていなくて勿体ないですね…
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YouTube Space Tokyo使って何か作品作ってみたいなぁ。とはいえ、一人では時間も能力もないので、皆で何かやりませんか?>ブロガー仲間の皆様
Google, AMN, パートナーブロガーの皆様、ありがとうございました。
Google+: YouTubeクリエイターコミュニティ
YouTube: クリエイターハブ

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