最近、クラウドサービス関連の発表などが相次いでいますね。
米Amazon.comはAndroidベースのタブレット端末「Kindle Fire」を発売しました。マルチタッチの7型IPS液晶を搭載した413gのタブレットで8GBの内蔵ストレージ搭載。
Kindleの電子ブックはもちろん、Amazon Cloud Driveの音楽、動画ファイルの再生、写真、文書の参照も可能。
さらにAmazon Silkというブラウザを搭載しており、クラウド側でブラウザの処理の一部を高速処理し、Web表示を最適化・高速化するらしい。
注目はその価格で199$です。端末を普及させてクラウドサービスを普及させようとするAmazonの意気込みが感じられますね。某社も見習って欲しい。
Kindle Touch / 3Gという従来のKindleをマルチタッチ対応した電子ペーパーな製品も発売。3Gは追加料金は不要ですが、購入書籍のダウンロード、Whispersyncの通信、WikipediaのWebアクセスのみに制限されるらしい。Touchが99$、Touch 3Gが144$。
AppleはiTune Matchを開始。年24.99$の会員になると、iTunesに登録されている楽曲をApple Music Storeのライブラリと照合し、販売している楽曲の品質でiCloudで楽曲をMac, PC, iPhone, iPad, iPod touchなどで聴くことが可能になるらしい。
GoogleはGoogle Musicを開始。ベータ版は今までも提供されていましたが、正式に開始しました。音楽をクラウド上に保存して、PCやAndroidスマートフォン/タブレットで聴くことが出来る。2万曲までアップロードでき、無料。
Music Storeが開設され、直接購入/保存できるようになりました。Universal、Sony Music、EMIのほか、独立系のMerlin、インディペンデント系ラベルなどの楽曲計1300万以上を用意。プロモーションで無料提供などもあるらしい。
Artist hubというサービスで、アーティスト自らGoogle Music内にページを持ってプロモーション、楽曲販売などができるらしい。Google+での楽曲共有も可能。
ということですが、すべて米国での話。日本からは購入/利用できません。日本でこういうサービスが体験できるのはいつになるのかな・・。