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今日はAMNの紹介で、キヤノンマーケティングジャパンのCanon EOS 70Dタッチ＆トライイベントに参加してきました。EOS 70Dと言えば8月29日に発売予定のキヤノンの最新一眼レフ。この注目の製品を発売の一ヶ月以上も前に試すことができ、しかも貸し出してもらえるということで相当競争率が高かったようですが、運良く参加することができましたので早速速報をお送りします。
会場には一人1台EOS 70Dの箱とキットレンズEF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM、パンフレット等の入ったケースが用意されていました。
早速箱から取り出して使ってみました。ちなみに私は今までCANONの一眼レフはほとんど使ったことがない（EOS 7DやEOS 60Dはイベントで少し使体験したことがありますが）ので、わくわくしながらも手探り状態です。
やはり光学ファインダーでの撮影は問題なく綺麗にできますが、
驚いたのはやはりライブビューや動画撮影でのAFの速さ・スムーズさです。今までデジタル一眼レフは光学ファインダーでの撮影は非常に快適なもののライブビューや動画撮影でのAFの性能がいまいちで、そういう使い方をする時はコントラストAFの高速なミラーレス一眼やコンデジの方が良いかなと思っていたのですが、これだけ快適に撮影できるようになればあらゆる場面で使えそうですね。バリアングル液晶搭載でタッチフォーカスも可能。Wi-Fi機能もついており、スマートフォンで映像を見ながらの撮影も可能らしいです。
もちろん、EOSを使うメリットはやはりその豊富なレンズ群が使えること。こんなコンパクトなパンケーキレンズから、超望遠レンズ、マクロレンズなど色々なEFレンズ群がそのまま使うことができます（一部の古いレンズではAFの動作に制約があります）。
今回の進化の目玉は、デュアルピクセルCMOS AFという技術。
AF（オートフォーカス）には位相差AFとコントラストAFという方式があります。位相差AFは光を専用のセンサーでピントのずれた方向と量を測ることができ、その方向・量にレンズを動かして高速にピントを合わせることができます。コントラストAFはレンズを動かしてコントラストが高くなる（ピントが合った状態）位置を探すことで、ピントを合わせます。
コンデジやミラーレス一眼の多くはコントラストAFでフォーカスを合わせています。光学ファインダーの一眼レフは、ファインダーに光を送っている時に位相差AFセンサーにも光を送って位相差AFでピントを合わせますが、ライブビュー撮影や動画撮影時は位相差AFセンサーに光が行かないので、コントラストAFになっていました。
ライブビュー撮影や動画撮影時にも位相差AFを使いたいということで、トランスルーセント技術（ミラーを半透明にして位相差AFセンサーを使う）を使ったり、撮像素子に位相差AFを埋め込む撮像面位相差AFなどの技術が開発されたりしていますが、わずかながらも映像に影響が出たり、細かなところはコントラストAFを組み合わす必要がありました。
新開発のCMOSセンサーでは、ひとつひとつの画素に独立したふたつのフォトダイオードを配置し、ほぼすべての画素を位相差AFセンサーとしても使うことができるようにしてしまったというもの。しかもふたつのフォトダイオードを合わせてひとつの画素として画像信号も取れるので、画像と位相差情報を同時に欠損無く取れるのが売り。これによりライブビューや動画撮影時のAF速度が飛躍的に向上したそう。
ちなみに、ローパスフィルタはしっかり入っています。モアレや偽色は出てしまってから取り除くのは困難なため、ローパスが入っている方がよりオールマイティーに使えるという思想のためだそうです。
以下、会場でJPG撮影してみた動画・写真をそのまま掲載します。[original]からオリジナルファイルも参照可能です。使っているEOS 70Dは試作機ではなく量産機（製品版）だそうですが、一応発売前なので発売までにチューンはあるかもしれません。
交換レンズとしては、EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STMの他、EF40mm f/2.8 STM、EF70-300mm f/4-5.6L IS USMを使ってみています。
やはり一番良いなと思ったのが動画。AFが気持ちよく変わりますね。
（手持ちなので、一部ちゃんと撮影できていませんが）
連写もしてみました。特にEF70-300mm f/4-5.6L IS USMで撮影した写真はかなり被写界深度が浅い設定かつピント位置が高速に移動しているにも関わらず、ちゃんと車両前面が捉えられていますね。
料理もきれいに撮影できました。
EOS 70Dの先進の部品群。
姉妹機も置いてありました。
交換レンズもいろいろ置いてあり試すことができたのですが、時間が少なく２本しか交換できませんでした。
と思ったら、何とキットレンズの他一本を貸していただけることに。私は単焦点マクロのEF-S60mm F2.8 マクロ USMをお借りしました。
一眼レフもろくに使ったことのないのに、発売前のEOS 70Dをお借りするということでちょっと興奮気味ですが、折角なのでできるだけ色々撮影してみたいと思います。動画等も撮ってみたいので、モデルになってくれる方も募集します（笑）。
キヤノン、AMN、参加ブロガーの皆様、ありがとうございました。
(追記) モニター記事の一覧を書いておきます。
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