9/3はFans:Fansの紹介で、キヤノンマーケティングジャパンのCanon iVIS miniブロガーミーティングに参加してきました。
新しいコンセプトのデジカメ「PowerShot N」に続いて登場した新しいコンセプトのビデオカメラ「iVIS mini」。置き撮り/自分撮り用に開発されたムービーカメラの開発に関する話を伺ったり、発売前に体験したりしてきました。
ビデオカメラが日常の思い出記録だけでなく、YouTubeなどで趣味/関心の共感/自己表現に使われるようになったことに目を付け、自分撮り/置き撮りに特化したムービーを作ろうとして、開発者の方は自分たちで様々な試行錯誤から気付きを得たそう。
自分撮りや狭い場所での複数人での撮影などには超広角レンズが必要だということで、EOS 5D Mark III + EF14mmF2.8L USM(合計1595g)で試してみたりしたそうです。でもさすがにこれは重すぎ、高すぎですね。
34mm換算で動画16.8mm、静止画15.4mmの超広角レンズを搭載しつつ、バッテリー、microSDカード込みで180gにしてしまったのが、iVIS mini。本当に軽量コンパクトですが、これだけコンパクトにするにはかなりの工夫が必要だったそう。
キヤノンが作るからには画質はこだわるということで、レンズにも気合いが入っているそうです。F2.8です。
レンズの左右にあるのは高感度ステレオマイクで小さな音も良く拾うそう。
そして自分撮り/置き撮りに欠かせないのが設置と液晶の自由度。レンズのサイズに合わせてフラットに収納でき、
2軸の回転機構で
対面撮影時は90°
背面撮影時は80°まで開くことが可能です。
内蔵されているスタンドも自由に角度を付けることが可能で、最大60°まで立てることができます。
これらにより三脚なしで角度を付けた置き撮りとか、
自分撮りが可能になります。
そして一番なるほどと感心したのが、自分撮りの時の液晶に表示される映像が鏡面表示になっていること。鏡みたいに左右逆に表示されます。実際に撮影されるものとは違う訳ですが、画角調整などでどちらに動かせば良いというのが直感的に分かります。
上下逆に設置してもちゃんと撮影できるので、吊るして撮影するなんてことも可能です。
この側面の電源スイッチに連動してレンズバリアが開閉するのも良くできていると感心しました。超広角レンズなので蹴られずにカバーを取り付けるのは難しいのをなかなか工夫された仕組みで機械的に駆動したり中途半端な状態にならないようにしたりされていました。
置いて撮影するとかなり綺麗に撮影できます。手振れ補正がないので、持ち歩くと少し手ぶれが気になりますが、超広角なので意外と見れます。
キヤノンオンラインショップ限定発売(9/17〜)で29,980円(税込)だそうです。
オプションのスプラッシュプルーフケース。防水ケースじゃないので注意が必要ですが、雨や水しぶきから本体を守ります。音声もちゃんと録れるそう。
11月発売予定で9,800円(税別)だそうです。
インターバル撮影やスロー撮影/倍速撮影など様々な特殊な撮影方法をサポートしているのも面白いですね。
スマートフォンをWi-Fiで接続して、リモコンにすることもできます。
動画クリエイターの瀬戸弘司さんによる、自分撮りに最適なカメラが出てきた興奮のプレゼンなんかもありました。
・置いても吊り下げても三脚を使うこともでき、持ち歩くこともできる設置の自由度
・室内や手持ちでは標準ズームより使える魚眼(超広角)レンズ
・iPhoneやiPadに転送してすぐに編集、公開ができる
などが良いところだそう。
私は自分撮りとか恥ずかしくてしないのですが、こういう新しい面白い製品って、どう使おうかワクワクしますね。
ということで、タッチ&トライに続きます。