パナソニックよりモニターしている全録DIGA BXT970。しばらく使ってチャンネル録画番組がたまってきましたので、新しい全録DIGAの使い勝手について書きたいと思います。
全録DIGA BXT970を使っていて、やっぱり一番面白いのがシーン一覧やシーン検索。ニュースや歌番組の内容をざっと一覧したり、観たいシーンをすぐに探すことができます。
シーン検索では、キーワードに関係するシーンを番組横断で検索できるので、なんか知りたいことがあったら全録されているすべての番組がデータベースになって、映像で観ることができるというのは近未来的ですね。
ただし、ネット接続してミモーラサービスを使う必要があり、地域や番組によってシーン情報がない場合もあります。情報は人力で登録されているので、放送から数時間たたないとシーン情報は使えません。
サッカー番組は残念ながら前半、後半、ハイライトぐらいの分けしかありませんでした。残念。
CM情報は商品名まで入っていたりもします(地域限定で検索対象にはならないそうです)
ニュース一覧を観ることもできます。話題数でランキングになっているのかな。
選ぶと番組内のそのシーンが再生されます。
おすすめ番組。あなたへのおすすめ番組は視聴・録画履歴から、録画番組ランキングはみんなの視聴・録画情報から、話題のシーンランキングはTwitterの番組ツイートから出しているそうです。
似たものおすすめは、視聴している番組と同じジャンル、キーワード、出演者といった番組を全録された番組の中から選んでくれます。YouTubeの関連動画みたいなのをテレビ番組でそのままできるというのがすごいですね。すでに録画されている番組なのでそのままどんどん再生していけ、知らなかった番組や懐かしい番組なんかを見つけることができます。
こういった操作はリモコンで簡単にできるというのも良いですね。
リモコンの裏にあるトリガーを押しながら、上下左右に動かすことで、情報を出すことができます。
さらにマイクボタンを押して音声入力することで、検索できるというのも便利です。
私の声は少し認識しにくい感じでしたが。
リモコンは最小限のボタン数にしようとしている感じがします。チャンネル変更ボタンくらいは表にあった方が良かったように思いますが。
録画番組は自動的にチャプターが付けられ、スキップで次のチャプターに移動できます(つまりCMをスキップできます)。これも便利。
CELL REGZAには今視聴している番組をはじめから視聴できる「始めにジャンプ」ボタンがあって、今放送している番組をはじめに戻って視聴したいときに便利でよく使っていたので、そういうボタンが欲しいなと思いました。
もちろんチャンネル録画一覧から番組を選んで視聴することもできます。チャンネル録画に設定したWOWOWやBS hiなんかもちゃんと録画されていました。
何日分もの番組表のどの番組を選んでもそのまま観ることができるというのはやっぱり良いですね。ただ番組表の上下のスクロールが少し遅いのが残念。もう少しサクサク動くと探しやすいのですが。
全体的にはCELL REGZAよりかなりサクサク動くので、ここだけ残念。
ちなみに通常の録画予約で録画した番組は従来のDIGA同様、録画一覧から視聴できます。
おとどけ動画として映画などのプロモーション映像などが配信されたりもしていました。配信期間が短いのが気になりましたが。
「家じゅう」では、ホームネットワーク上のDLNAサーバに録画されている番組が視聴できました。ただし、番組検索はリアルタイムじゃなく、定期的に行われるので、サクサク動くかわりに最新の録画は反映されていなかったりしました。
試していませんが、DIGA同士でビデオを送ったりもできるみたいですね。
番組情報だけでなく、シーン情報などメタデータと長期間全録でテレビ番組の価値を大幅に向上させる新DIGA。SPIDERなどで業務用にはすでに実現されていた機能ですが(とても個人で使える価格じゃなかったです)、家庭用にこれだけの完成度で実現されるとは。とっても欲しくなりました。
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