ComfyUI - 個人 - Microsoft​ Edge 2024_02_17 7_41_42

OpenAIがテキストから最長1分の動画を作成できる生成AIモデル「Sora」を発表して話題になっていますね。

このクオリティには驚きましたが、悪用等色々問題を生む可能性があるので、しばらくはその検討のためにリリースされないようです。

今、簡単にAI動画を楽しむ方法としては、Runway gen-2PikaStable Video Diffusionなど色々ありますが、ローカルで無料で楽しめるStable Video DiffusionをComfyUIで使ってみました。

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ComfyUIはStable Diffusionを使うUIとして、Stable Diffusion web UIとともに人気のUIです。ワークフローベースなのでとっつきにくいですが、ある程度理解できるとカスタマイズ性等優れていて便利ですね。
今となってはかなり貧弱ですが、NVIDIA RTX2060搭載のWindowsノートパソコンにインストールしてみました。

詳しいインストール方法は色々記事があるので、ポイントだけ書いておきます。
ComfyUIのInstallingのWindowsの欄に書いてある方法でとりあえず簡単に動く
・モデルやVAEなどを配置(またはStable Diffusion web UIと共有)
・NVIDIAのドライバーやCUDAなどは最新化しておく(エラーの原因の一つがこれでした)
ComfyUI Managerを入れると拡張機能の導入が簡単に(これをはじめ知らずに拡張してました…)
Stable Video Diffusion(SVD)をインストール
・SVDのモデルをダウンロードして配置
 (1.1のモデルが出ているのですがメモリ不足で動かなかったので、1.0のfp16のモデルをとりあえず使用しました)
ComfyUI VideoHelperSuite(様々なビデオ形式に対応), Frame Interpolation(フレーム補間), Workspace Manager – Comfyspace(ワークフロー管理)もインストール

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まずは、Stable DiffusionでテキストからAI画像が生成できるようにしました。LCM-LoRAを使って高速化したり、LoRAを適用したりする方法もなんとなく分かりました。(上のワークフロー)

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次はStable Video Diffusionで、入力画像から短い動画を作成するワークフロー。フレーム補間したりしています。
SVD-xtモデルだとフレーム数は25までできるみたいですが、メモリー不足のエラーが出てしまいました。

ちょっと色合いが変わるのと、顔など崩れてしまうことが結構ありましたが、姿勢や髪の毛、波、視点などが同時に動いて面白いですね。

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ワークフローを結合して、自動的にテキストから動画作成することもできます。
まだ少ししか試していないですが、工夫すれば色々作れそうですね。

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他にも試行錯誤中に生成したAIポートレートとさらにその画像から生成したAI動画を載せておきます。

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強いGPUが載ったパソコンが欲しいなぁ