スクリーンショット 2024-08-23 21.33.19

SDXL以降あまり画像生成AIを追っていなかったのですが、Flux.1の生成する画像が実写レベルですごいと話題でしたので、Macローカルにインストールして試してみました。FLUX.1は、Stable Diffusionの開発者が立ち上げた「Black Forest Labs」が開発した、プロンプトへの忠実性と多様なスタイル対応を兼ね備えた高性能な画像生成AIモデルです。

MacへのインストールはPinokioという、1クリックでAIツールをインストールできるというツールを使うのが便利。インストールの複雑な工程を自動化してくれます。
https://pinokio.computer/ へアクセスして、Downloadをクリック。macの項目からインストールファイルをダウンロードして、実行してマウントします。

スクリーンショット 2024-08-23 23.08.13

Pinokio.app を Applications にドラッグ&ドロップして、インストール。さらに右上のpatch.commandを実行し、アカウントのパスワードを入力します。

アプリケーションフォルダから、Pinokio.app を実行します。

スクリーンショット 2024-08-22 23.29.08

色々なAIツールが並んでいます。Comfyuiを選択。

スクリーンショット 2024-08-22 23.29.21

Downloadを押します。

スクリーンショット 2024-08-22 23.31.52

するとステップに沿って必要なソフトを自動的にインストールしていってくれます。

スクリーンショット 2024-08-22 23.33.28

Comfyuiが問題なくインストールできたら、実行します。

スクリーンショット 2024-08-23 9.04.09

flux1-schnell-fp8.safetensorsまでインストールされている状態でしたので、下記からFP8 Checkpoint versionのFlux Schnellのworkflowの画像をダウンロードして、Loadすれば問題なく実行できました。こんなに簡単にインストールできるなんて。

https://comfyanonymous.github.io/ComfyUI_examples/flux

Schnellモデルは4ステップで画像生成できるので速いですね。でも、プロンプトを変えて少し実行してみましたが、結果はいまいち。
せっかくM1 MacBook Pro 64GBを使っているので、Flux.1 Devを使うことに。PinokioのComfyuiでは簡単にモデルがダウンロードできるようになっています。

スクリーンショット 2024-08-23 0.14.30

Terminal横の■Stopを押して停止し、Download ModelsからFlux 1 Devを押すと、自動的にモデルをインストールしてくれます。

スクリーンショット 2024-08-23 11.06.34

ただリポジトリの構成が変わったためか、私が実行した時点では、ae.safetensorsが自動でインストールできなかったので、下記からダウンロードして、pinokio/api/comfy.git/app/models/vae に配置

https://huggingface.co/black-forest-labs/FLUX.1-dev/tree/main

さらに、pinokio/api/comfy.git/app/models/unet の flux1-dev.sft を flux1-dev.safetensors にリネームすることで実行できました。

スクリーンショット 2024-08-23 12.26.51

workflow は こちら の Flux Dev用のものを使っています。

スクリーンショット 2024-08-23 13.09.51

プロンプトを変えながら画像生成してみましたが、なかなか良い感じの画像がでてきますね。
生成は結構時間がかかるので、プロンプトを入れQueue Promptをしておき、できるまで待ちます。

ComfyUI_00023_

Japanese や school uniform などに反応してか、photoとか入れてもアニメ調の画像がある程度の確率で生成されますね。
ネガティブプロンプトは使わない方式みたいなので、プロンプトで実写に固定させるのは難しいかな。

ComfyUI_00025_

ComfyUI_00026_

ComfyUI_00029_

ComfyUI_00031_

違うプロンプトで。

ComfyUI_00033_

ComfyUI_00039_

1024×1600のサイズの生成も問題なくできました。
またアニメ調に。

ComfyUI_00040_

わざと手指を入れてみましたが、たまに6本指になります。
でも以前と比べて破綻する確率は低そう。

ComfyUI_00045_

ComfyUI_00046_

ComfyUI_00047_

ComfyUI_00048_

ComfyUI_00056_

ラーメンを食べる姿も比較的まともに。
ただ、全部アニメ風になり、実写風の画像は生成できませんでした。

ComfyUI_00066_

ComfyUI_00067_

ComfyUI_00069_

ComfyUI_00071_

ComfyUI_00054_

まだ簡単にプロンプト書いただけですが、なかなか良い感じの画像がどんどん生成できますね。
もっと詳しく指定したら面白そうです。試してみたいと思います。

1件のコメント

  1. ピンバック: Macローカルの Flux.1 dev + Comfyui で LoRA や IP Adapter などの ControlNet を動かしてみました #Flux #Mac | Digital Life Innovator

コメントは受け付けていません。