Light-Field cameraまたはPleoptic cameraはマイクロレンズアレイをセンサーの前に搭載し、光の色、明るさだけでなく方向を(光の場として)記録できるようになっています。それを計算処理することで、あとから任意の部分にピントを合わせたり、すべてにピントを合わせたり、3D写真を生成したりといったことが可能になるそうです。
1990年代から研究されていた技術で、様々なカメラが開発されたり、演算技術が開発されたりしてきたそうです。
Lytroはスタンフォード大学でLight Field cameraを研究していたRen Ng氏が創業した企業で、小型のLight Field cameraを年内に発売する予定だそうです。
ピントを気にせず写真を撮影して、あとからピントや被写界深度を調整できるというのは面白いですね。ピンぼけに悩まされずにすみそうです。
下は写真のサンプルで、任意の場所をクリックするとそこにピントが合います。