大宮でお寿司とフレンチを楽しもうと友人からお誘いがありました。聞いてみると、3年連続ミシュラン獲得のイノベーティブ・フュージョン「麻布十番 Sublime」にさらに鮨がフュージョンした「大宮 鮨 Sublime」がオープンするので行ってみようというお誘いでした。
「大宮 鮨 Sublime」は、大宮駅東口からすぐの一番街商店街の地下1Fにあります。同じお店の中に「大宮 鉄板焼き 神戸牛 Sublime」も入っていて、カウンターが併設されています。個室もいっぱいありますね。
こちらのお店、2/16にオープンしたばかり。カウンター席で「ミシュランフレンチ×鮨コース」(13,000円)を楽しみました。
しっかりミシュランガイドも飾られています。
マスクケースも用意されてます。カウンターで頂くお寿司は、コロナ禍でも比較的安心ですね。
スパークリングワインで乾杯。
Sublimeスペシャリテ 発酵マッシュルームスープ
最初に、Sublimeのスペシャリテ「発酵マッシュルームスープ」が出てきました。マッシュルームの香りと濃厚な旨味がたまりません。中には温泉玉子が潜んでいますので、絡めて味をまろやかにしつつ楽しめます。
蕪と魚介のアンサンブル
軽く昆布締めした鯛、帆立のマリネの上にスライスされた蕪がのっています。さらに大葉とバターミルクのソースがかけられます。
鯛、帆立の柔らかな食感と蕪のしゃきっとした食感が良いですね。さらにバタークリームがよく合います。
白ワイン グラス
口直し カルダモンと白ワインのシャーベット
爽やかな風味でリフレッシュ。
ここから、大将が握る江戸前寿司に移ります。
本マグロ中とろ
口の中でとろける中トロはやはり間違いないですね。しゃりは赤酢が使われています。
アイナメ
すっきりした旨味で食感も良い。
純米吟醸 水芭蕉
寿司にはやはり日本酒を。大将におすすめを聞くとメニューにない「水芭蕉」があるというので、こちらを注文。
香りが良くフルーティーで飲みやすい日本酒です。
コウイカ
すだち、藻塩が振られています。柔らかく甘みがあります。
タイラガイ
とても大きな貝柱で帆立とはまた違った食感。少し炙られています。
オオモンハタ
淡白ながら旨味甘みが感じられます。
サワラの煮付け
ほっこりやわらかなサワラの煮付け。
大吟醸 小左衛門
次は小左衛門。切れの良い日本酒。
大トロ
甘くとろけます。
イサキ
歯ごたえと脂ののった甘みが良い。
漬けマグロ
濃厚な旨味とゆずの香りで爽やか。
いくら
いくらだけでなくとびこが入っていることで、ぷちぷちの食感が面白い。キャビアもアクセントになっています。
玉子
蒸した玉子を少し炙って、デザートのようななめらかで上品な卵焼きに。
穴子白焼き
ふわふわの穴子。
生雲丹
パリパリの海苔の上にのせられ、そのまま頂きます。口に広がる濃厚な甘みが良い。
締の汁物
赤だしで〆。
本日のデザート
いちご大福風のオシャレなデザート。苺にホワイトチョコ、あんこ、黄身のパウダーと何層にも包まれておりきれいな断面。甘すぎず爽やかな味。
お寿司とフレンチのコースってどんな感じなんだろうと思っていましたが、本格的な江戸前寿司と麻布十番 Sublimeの逸品を一度に楽しめてとてもお得な感じでした。今度は鉄板焼にも伺ってみたいな。