8/13にParallels Desktop 15 for Macがリリースされました。WindowsアプリケーションをmacOS上でシームレスに利用できてとても便利なParallels Desktop。去年のParalles Desktop 14もそのパフォーマンス向上に驚きましたが、今年もさらなるパフォーマンス向上やDirectX 11対応など、ますますMacとWindowsの垣根を取り払ってくれて便利になっています。
Parallels上でのWindowsの起動やWindowsアプリケーションの起動はかなり機敏で、ほとんどストレスを感じないレベルになっています。Coherenceモードで統合していると、MacアプリケーションもWindowsアプリケーションもほとんど変わらず一緒に使えるのがとても便利。
今回のParallels Desktop 15の目玉は、DirectX 11のサポート。OpenGLからAppleが推奨するMetalへ移行し、DirectX 9, 10についてもMetalでサポートしているそう。 macOS Catalinaでの動作に最適化しているそうですが、macOS Mojaveでも動作可能。
Metalへの移行でパフォーマンス向上。DirectX11のサポートもあって、今まで動作しなかった多くのWindowsゲームやCADアプリケーションなどにも対応しました。
DirectX11サポートということでしたので、DirectX11のベンチマークソフト「3DMark11」を動かしてみました。
キレイな3Dグラフィックがフレームレートは低いもののしっかり表示されました。
MacBook Pro 13インチ,2018(macOS Mojave)で動作した結果がこれ。パフォーマンスはまだまだな感じですが、DirectX11がしっかり動作していることは確認できました。
重いゲームは難しそうですが、CADや3Dアプリケーションが使えるのが良いですね。
Windows10標準の3Dビューアも快適に動作します。
流石にWindows Mixed Reality PCにはなりませんでしたが。
macOS Catalinaにも対応で、SideCarも使えたり、Apple Pencilを使ったWindowsアプリケーションのタブレットモードでの動作もできるそう。
Parallels DesktopにはPro EditionとBusiness Editionがありますが、その主な違いは、vTPM対応などの企業で使う場合の管理機能なので、一般の人が使うならPro Editionで良さそうです。
Windowsのアップデートもかなり便利。
macOSを使いながら裏で勝手にアップデートしてくれます。
付属機能のParallels Toolboxにも新機能が追加。
付属機能のParallels AccessもmacOSをリモートでiOS, Android, ブラウザーから使える面白いソフトです。
スマートフォンにParallels Accessアプリをインストールして、
デバイスを確認することで、スマートフォンやタブレットから操作可能。
アプリケーションメニューからアプリを開いて、
アプリケーションを使えたりします。スマホでの操作は少し難しいですが、タブレットだと便利に使えそう。
Parallels Desktop 15 for Macのトライアル版はこちらからダウンロード可能。Mac1台でWindowsアプリも使いたい方はぜひ試してみて下さい。
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