先日モノフェローズセミナーでお話を伺ったVictorのウッドコーンオーディオEX-AR7をお借りすることができました。やはりウッドコーンが自宅だとどんな風に聴こえるのか、その使い勝手、今までのオーディオと比べてどうかなどに興味ありました。
TV(Victor製)の前に設置しました。最低限ではスピーカーコードを接続して電源ケーブルを接続すればOKです。結構しっかりとしたFM/AMアンテナ端子もあるのですが、こちらは接続しませんでした。
早速、CDを試聴。以前のイベントで頂いたDemostration Discやクラシック、JPOPなどを聴きました。
鳴らしてみて驚きました。こんなに音が広がるのかという感じで音に包まれる感じです。
特にK2をONにすると、音の響きが増して、中高音がこんなに伸びるのかってかんじで生々しく聴こえてきます。特に楽器系や自然系の音はリアルですね。イベントで聴いたときより部屋が狭いからか間近で聴いているからかは分かりませんが、聞き惚れてしまいました。
低音も思ったよりは出ています。映画でとにかく迫力を求めるというのでなく音楽を楽しむなら十分な音かと思います。ちなみにサブウーハー端子もありアンプ付きサブウーハーを接続することもできます。
スピーカーの奥行きはこれくらいあり、今サラウンドスピーカーとして使っているONKYO BASE-V30HDXのスピーカーと比較してもこんなに違います。前面から見ると大差ないのですが、この容積の大きさの違いが低音まで出る理由ですね。
こんな良いスピーカーをCD鑑賞だけに使うのはもったいない。ということで、BDレコーダーやiPod touchなどをつないでみることにしました。
ライン入力は3系統あり、前面のステレオミニプラグ端子からの入力と背面のRCA端子と光デジタル端子のそれぞれ1系統ずつです。HDMI端子には対応していません。(背面の写真を撮るのを忘れました・・)
アナログ(ミニプラグやRCA)接続の場合、折角のK2は機能しません。複数の機器をデジタル接続しようとしても1系統しか無いのはちょっと不便ですね。
しかも光デジタル入力はPCMしか受け付けないようです。なので、地上/BSデジタルのAACやBD/DVDのドルビーデジタル/DTS出力などをそのまま光デジタルで接続しても再生してくれません(これでハマりました)。写真のようにPCMで出力するように設定すれば(BD-ROM HD音声出力は切が正解)、BDレコーダーの地デジ/BSデジタル放送や録画番組の再生、BD再生などがこのEX-AR7で聴こえるようになりました。
普通にTVを見るときも、映画を見るときもEX-AR7を使ってみましたが、かなり良いですね。いままでのサラウンドスピーカーと比較すると、サラウンド感と低音の迫力は負けますが、中高音の響きの心地よさは勝っていると思います。TVや映画のBGMがやたら艶やかに聴こえますね。ずっとTVを見るときに使ってます。
iPod touchの音楽もステレオミニプラグ接続で試してみましたが、iPod touchの音はいまいちなので、やっぱりデジタル接続したい。EX-S1なる新製品もあるみたいですが、このEX-AR7で似たようなことができないかとONKYO ND-S1を接続してみたら、まるでオプション品のようにいい感じで接続できました。
K2をオンにして、非常に良い音で楽曲を連続再生できます。
ちなみにこのONKYO ND-S1にはUSB接続でPC音声出力を光デジタルに送る機能もあるので、MacBook Proに接続してYouTubeのPVなどを再生してみましたが、これがYouTubeの音とは思えないほど良い音。なかなか楽しめました。
入力端子の少なさは残念でしたが、この臨場感はすばらしい。TV/映画鑑賞や音楽鑑賞にしばらく使い続けてみたいと思います。
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