PB240148

Surface BookやSurface Proは使いやすくて満足していますが、Surface Bookは高性能ですが少し重いし、Surface Proはタブレットメインなら抜群ですがキーボードメインでは少し使いづらい。その中間的なポジションで現れたSurface Laptopには注目していたのですが、使ったことがありませんでした。
今回マイクロソフトの代理店さんからお声がけいただいて、Microsoft Surface Laptopを1週間お借りする機会を頂きましたので、その使用感を書きたいと思います。
(マイクロソフトさんが一般向けにパソコン貸出サービスを実施しているわけではありません。)

PB240146
Surface Laptopの天板はとてもシンプル。
カラーバリエーションは4色あり、今回お借りしたのはプラチナ。

PB240152
底面もシンプルで良いですね。

PB240153
側面の端子は、USB 3.0、Mini DisplayPort、ヘッドホン端子。

PB240154
反対側はSurface Connect。電源アダプタを接続します。

PB250233
手持ちのSurface Bookとの比較(すでにSurface Book2も出ていますがサイズは同じです)
左がSurface Laptopで右がSurface Book。Surface Laptopの方が少し小さいです。
Surface Laptopには背面カメラはありません。
重さはSurface Bookが1.5kg以上なのに対し、Surface Laptopが1.25kg。

PB250236
違いが大きいのは厚み。Surface Bookはディスプレイ部分がタブレットとして分離できるようになっているので、ディスプレイ部分やヒンジ部分が厚くなっています。Surface LaptopはノートPCスタイルなので、とても薄く感じます。

PB250261
ともに13.5インチディスプレイ搭載です。Surface Laptopは2256×1504のタッチ対応ディスプレイを搭載しています。

PB250245
手持ちのMacBook Proとの比較。これも面積的にはあまり変わりませんが、

PB250246
厚みはやはりSurface Laptopの方が薄いです。

PB240150
キーボードはしっかりしていて打ちやすいですし、キーボード周りのアルカンターラという素材もなかなか手触りが良いです。
皮のような手触りながら、汚れにくくメンテナンスも簡単だそう。長く使った場合どうなるのか気になりますが。

PB250244
暗いところではキーボードバックライトで打ちやすいです。

キャプチャ2
このSurface Laptopの特長の一つが、Windows 10 Sを搭載すること。
Windows 10 Sとはセキュアさとパフォーマンスを重視したWindowsで、Windowsストア経由でのみアプリケーションのインストールが可能です。
Windowsストアのアプリケーションのみを使うことで、マルウェアなどを防ぎ、安全に使うことができるし、不要なドライバなどがないことで、パフォーマンスも良く、トラブルも少なくなります。
初めてパソコンを使う学生やパソコンに詳しくない人に良い機能です。

キャプチャ
実行ファイルでアプリケーションをインストールしようとするとこのようなメッセージが出てきます。

ストア 2017_11_22 22_39_22
Windowsストアって、あまり見てませんでしたが、それなりにアプリケーションも増えてきているのですね。

ストア 2017_11_22 22_24_55
ストアからしかインストールできないというとWindows RTを思い起こしますが、RTのときのようにARMプラットフォームなど制約が大きいわけでなく、できないことはストア以外のアプリケーションのインストールとドメイン参加くらいであとの機能はWindows 10 Proと変わりません。
といってもブラウザもMicrosoft Edgeしか使えなかったり、検索エンジンもBingしか使えなかったり、Photoshop, Lightroomといったアプリケーションも使えません。

キャプチャ4
Surface LaptopのWindows 10 Sは2018年3月31日まで無償でWindows 10 Proへアップグレードできます。(それ以降は6900円)
アップグレードは比較的簡単。アプリをインストールしようとしたときに出るメッセージの「ストア以外のアプリをインストールしますか?方法」から切り替えのページに行くことができます。

キャプチャ5
OSのインストールというよりはアップデート程度の簡単さでWindows 10 Proへアップグレードできました。
よく利用しているChromeやPhotoshop, Lightroomなどをインストールして、写真の現像やブログ記載などに使ってみましたが、とても快適に使えました。比較的軽くて薄いので持ち運びにも良いですね。

ちなみに、Windows 10 ProからWindows 10 Sに戻すことも可能です。ただしファイル等はすべて削除されて工場出荷時の状態に戻す必要がありますが、これはセキュリティ上当然ですね。
回復イメージをダウンロードして、USBメモリに保存し、USB回復ドライブを使ってリセットします。

PB250248
今回、Surface PenとSurface Arc Mouseも一緒にお借りしました。

PB250250
Surface Arc Mouseは平面上になっているのを曲げることで電源が入ります。

PB250251
裏面のペアリングボタンをLEDが点滅するまで長押しして、Bluetoothペアリングすれば使えるようになりました。
丸みがあるので手にフィットするし、タッチでスクロールなどができるのもとても便利。
持ち運ぶ場合は平らにすることで携帯性にも優れています。

PB250254
Surface Penはトップボタンを7秒ほど長押しして、Bluetoothペアリングします。
トップボタンを長押しすると付箋メモが開くので、ちょっとしたことをSurface Penでメモってデスクトップ上に貼り付けることができます。

PB250255
トップボタンを普通に押すとWindows Inkワークスペースが開き、付箋やスケッチパッド、画面スケッチなどを選ぶことができます。

PB250257
スケッチパッドでは自由に絵を描いたりできますが、タブレットスタイルにはならないので、あまり細かく描くのには向かないと思います。
角度を確認できる定規を出して、その上をなぞるなんて使い方もできます。

スケッチ
トップボタンを2度続けて押すとスクリーンショットが取れて、描画できるモードになります。
画面キャプチャをとって、そこに蛍光ペンや赤ペン感覚でコメントや指示などを書いて伝える用途などにとても便利。

スケッチ (1)
あとはLightroomなどで調整を行うときにペンで指定するなどの使い方も便利。

PB250035
敢えて言うなら、SDカードスロットが付いていないので、SDカード上の写真を読み込むときに、SDカードリーダーを使わないといけないのが少し残念。電源もUSB Type-Cとかの方が良かったかな。

短い期間の利用でしたが、Surface LaptopはモバイルノートPCとしてとても使いやすいと思いました。個人的にはもう少し高スペックだったりはじめからWindows 10 Pro搭載の選択肢があったりしたらより良い感じですが、ライトユーザだったら十分かつ安心感が良い感じがします。
以前、文書を書く用にノートPC買う人にSurface Proシリーズを勧めたのですが、今ならSurface Laptopを勧めると思います。Surface Arc MouseやSurface Penも良いのでぜひ一緒に。

Microsoft Surface Laptop

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

1件のコメント

  1. ピンバック: コンパクトで軽くて安い Microsoft Surface Go #Surfaceアンバサダー | Digital Life Innovator

  2. ピンバック: Microsoft Japan Surface Event で Pro 6, Laptop 2, Studio 2, Headphones #Surfaceアンバサダー | Digital Life Innovator

コメントは受け付けていません。